自分探しと言っているが
世界一周旅行
オーストラリアでのホームステイ
ワーキングホリデー
インド放浪
アマゾンの秘境潜入
多くの人は
学生時代から
社会というものを体験させられ
課題に追われながら
日々の青春時代をそれなりに満喫し
卒業前に就活という大海原を航海するために
乗り込む船を決める
昔は到着地まで
長旅のお供は同じ顔ぶれ
同じ釜のメシを食い
共に成長していく
メンバーシップ型の社会
それに嫌気がさした者達が
自分の居場所を探して
海外を放浪する
自分探しと称して
果たして見つかるものだろうか
何かは探したら見つかるのかもしれないが
多くは良い思い出づくりのネタとして
笑い話となり、社会に戻っていく
横並びが美徳とされた時代は
社会全体が発展するために
個人個人が役割を果たすべき
社会のお役に立つ
そのスローガンのために
一生懸命働き
苦労が生きる勲章
あれから時代は大変革した
社会は多様化に満ち溢れ
同じ価値観を維持し続けることは
不可能になった
グローバル化によって
社会構造が変化した
個人のチカラが試される
必要なときに必要なだけ
借りる時代
所有からシェアすることが当たり前となった
インターネット上に溢れる情報を
いかに自分のものとできるか
知識から知恵の世界へ
1対多の組み合わせ
スタートラインで同じ場所にいても
あっという間にワープして異空間へ
知恵は自分の中にしっかりとした物差しがないと身につかないもの
知恵の源泉は
自分を客観的に俯瞰して
内なる自分を磨くことで
恵みを得られるもの
全く違う空間で
全く違う性質のモノが
ある日突然共鳴する
フラクタル共鳴
自分の中にも内なる自分がいて
同期がとれているとき
ミラクルなシンクロが起こる
真なる自分とのフュージョン
全く同じ大きさ
全く同じエネルギーでないと
不完全な型となって現れる
人は生活のなかで
トライアンドエラーを繰り返しながら
チューニングを繰り返す
やがて
真なる自分に出会えるスイッチが押されたとき
これまでの経験が走馬灯のように
脳内シナプスによって
光景が写しだされる
我々は生きている間
してもらう幸せを感じ
できるようになる幸せを感じ
さいごに
してあげる幸せを感じる
第三の幸せのタネを
いくつ撒くことができるのか
タネが発芽し
双葉を出し
成長し続け
幸福の果実を得る
心田を耕す
これが自分探しの正攻法